地獄ロードの始まり
事業停止の翌日に事務所に行きました。
FAXが複数届いていて取引先や銀行からのものでした。
昨日、電話するものの連絡がつかない為FAXした旨など、
早速の取り立てが始まりました。
中には脅迫めいた文言もあり『いよいよ来た』という感情が生まれましたが
逆の立場であれば死活問題であり督促は当然の事です。
その中でも、銀行からの督促が事務的かつ冷酷感が伝わるもので
借入金額から鑑みて、ある意味で一番の恐怖感がありました。
また、
『今が一番大変でしょう。苦しいとは思いますが乗り越えて頂きたく思います。』
『これまでのお取引もあり感謝しています。支払いは可能な分を分割で構いませんので』
というような、決して追い込みをかけず、まずは心情を酌んで頂いた取引先もあり、
この言葉が後の自分の人生に大きく響くことになりました。