会社倒産までの苦闘と地獄ロード~そして再起へ

倒産までの経緯~その後に大変な地獄が待っていました。当時乗り越えた知恵とノウハウを苦しんでいる方に。

2018年6月のブログ記事

  • 裁判所での話し合い・その2

    先の話し合いとは別件で地方裁判所に行きました。 こちらの件は債務金額が大きく650万円位の債務でした。 和解などの相談を行う部屋へ通されると、債権者とその弁護士、裁判官が すでに着席していて物々しい雰囲気の中で質疑応答が行われました。 淡々と事務的に進むことは変わらないのですが、 途中・途中で債権... 続きをみる

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  • 裁判所での話合い

    債権者からの提訴に伴い裁判所へ向かいました。 裁判官と相手の弁護士に向き合い、これまでの経緯と事実確認をするためです。 1回目ということで、今後どうするかの話は無く事実関係を認知するか否かを 聞かれることで10分程度の時間が掛かりました。 当然のことですが、 非常に事務的な質問を淡々と行われ、次第... 続きをみる

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  • 生活費をどうするか。

    精神的に疲れ果て気力を失っている中でも日々の生活費は掛かります。 最初の4か月程は何とかやり繰りしてきました。 妻も職場を見つけ収入を得ていました。 情けない話、裁判所への出頭や日々の督促などで精神的な切り替えが出来ず ひきこもりのような状態に陥っていました。 ある時、国民保険の切り替えがあり役場... 続きをみる

  • 債権回収機構からの取立て

    債権回収機構からの督促が続いていた時の事です。 債権額500万円ほどの内容でしたが 当初は毎月返済で満額返済することが条件で督促が続きました。 当然、返せるアテも無いため居留守などで無反応をしていました。 ある日、自分でも何故なのか分からないですが、電話に対応しました。 相手『これまで待って来たの... 続きをみる

  • 取引先からの取立てについて

    ある日、自宅付近で待機していた取引先関係者が子供の帰宅に合わせて、 自宅に乗り込んできました。 まずは妻に対して強烈な一言 『お宅の旦那がうちの商品代金を踏み倒しているんだけど!泥棒だよ!』 押し問答が続く中で、胸に刺さった言葉が 『倒産するのを分かっていながら取引したのは詐欺だ!最低だ!人間性を... 続きをみる

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  • 提訴状の到達

    取引先A社の代理人弁護士名義で提訴する旨の通告書が送達されました。 事業停止から20日ほど、あまりにも早すぎる弁護士介入での通告書に驚きました。 掛売残280万円の支払振込みを2週間以内に行わなければ、裁判を起こすとのことです。 正攻法でいち早く金品を押さえる意図は十分理解できます。 ただ、事業停... 続きをみる

  • 督促と来訪の日々…

    事業停止してから最初の月末を迎えるまで、毎日がアテもなく嘆くばかりの 日々を送っていました。 家族はその時間を大変不安に見守っていただろうと思います。 来月から収入も無くどうやって生きていくのだろうか? このことに尽きると思います。 自分は最初の半月ほどは督促と来訪に対処していました。 その後、精... 続きをみる

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  • リスケならず代位弁済へ

    事業停止前に銀行へ打診していたリスケの件は何の回答もなく、 程なく代位弁済で対応するとのことでした。 非常に事務的かつ冷たさを感じる文面で 金の切れ目が縁の切れ目とはよく云ったものです。 この後、債権は保証協会に移り、怒涛の聞き取りや面談、返済計画など 数値化することや形だけ取り繕うような計画の提... 続きをみる

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  • 破産することが出来ない…

    事業停止する最後まで現金をかき集め、一縷の望みに賭けて事業継続させた ツケがやってきました。 破産手続きにあたって、裁判所に予納金が納められないのです。 負債金額によって金額が変わりますが負債5000万未満でも最低150万円が掛かります。 会社の代表としての立場と個人の立場の両方で破産させなければ... 続きをみる

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  • 矢のような督促

    事業停止してから何も行動する気が起きず3日経過しました。 その間、携帯にはジャンジャン電話が鳴り響いていました。 留守電にもメッセージが残されており、自宅に訪問するとのコメントもありました。 精神的には最悪の状況で、家族子供がいるから夜逃げ出来ないものの、 一人身であれば間違いなく夜逃げしたであろ... 続きをみる

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  • 地獄ロードの始まり

    事業停止の翌日に事務所に行きました。 FAXが複数届いていて取引先や銀行からのものでした。 昨日、電話するものの連絡がつかない為FAXした旨など、 早速の取り立てが始まりました。 中には脅迫めいた文言もあり『いよいよ来た』という感情が生まれましたが 逆の立場であれば死活問題であり督促は当然の事です... 続きをみる

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  • ついに事業停止

    諦めきれない気持ちと逃げ出したい気持ちの葛藤の中で当日の朝を迎えました。 一応、定時に出社をして、いつも通りデスクに座りましたが シャッターを開けることがどうしてもできません。 そのまま書類を整理しカバンに詰め込み、車に乗り当てもなく走りました。 携帯の電源もオフにして、ただ時間の経過を待ちました... 続きをみる

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  • 事業停止の前日

    売上金で仕入れを行い騙しだまし繋いできましたが、月末の大きな支払いに 対応することが出来ず、残ったスタッフに明日で事業停止する旨を説明しました。 苦楽を共に10年有余の間、支えてくれたことに感謝してもしきれない事と 最後まで諦めずに側で大きな戦力となって、戦ってくれたことは一生忘れないことを 伝え... 続きをみる

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