会社倒産までの苦闘と地獄ロード~そして再起へ

倒産までの経緯~その後に大変な地獄が待っていました。当時乗り越えた知恵とノウハウを苦しんでいる方に。

ひきこもり支援相談士⑥

青年Aくんが週1回~2回/20分程度
来てくれるようになりました。


ひきこもりの状態としてはMAX5とした場合の
3程度と親御さんとも認識しています。
1、コンビニ程度には外出でき買い物は可能。
2、家族間での会話は成立する。
3、他人には心を閉ざしているので会話しない。
4、ほぼ1日必要時以外は自室から出ない。
5、昼夜逆転の生活


最初は義務的に来ていたのですが
1か月を過ぎるころから興味を持ち始め
少しずつ会話も増え、滞在時間も1時間から
長い時には半日ほど在所するまでになりました。
目的意識のようなものが芽生えてきたようです。


また滞在分の時間給を支払いしたことで
購買欲が芽生えてきたことも
大きな転機になっていたようです。


5か月ほど過ぎたころ
親御さんから相談がありました。


親『将来的に本人が技術を習得したいようなことを
  言っているのですがお世話になることは
  可能でしょうか?ご迷惑じゃないでしょうか…?』


私『技術者を育成することは業界の裾野を広げ
  地域の活性化にもつながるのでウェルカムです!
  何よりお子様が興味を持ってくれることで
    将来目標が芽生え、ひきこもりの現状打破に
  なってもらえるなら喜んでお引き受けします』


こうして6か月目から
まずは朝9時から15時までの時間体系で
作業に従事してもらう事になりました。


基本的には1つの作業を完成するまで
自分一人で行ってもらうことです。
他人との関りは殆どありません。


この彼が後に大きく羽ばたくことになるとは
この時は考えてもいませんでした…。


次回に続きます。


追記
古社の趣きが見られ歴史を感じます。

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