ひきこもり支援相談士⑤
青年Aくんが初日に親御さんと一緒に来所しました。
その日は少しの説明と受入れスタッフの自己紹介だけ行い
あとは用意したアップルパイを食べながら
親御さんから将棋好きとの情報を聞いていたので
将棋の対局をTVで見ながら雑談をして30分位で帰りました。
1、気の向いたときで良いので気兼ねなく来てね。
2、何時から何時までのような決まりはないから
好きな時間に来てもらって構わないよ。
3、自分が手を掛ける〇〇は自分が担当として
最後まで扱ってね。
上記の約束をして、あとは本人の自由スタイルで
3か月ほど様子を見ながら、好きな物などの会話を取り入れ
僅かずつ少しずつ信頼関係を積み重ねていくことを
基本線としてスタッフ皆んなで徹底することにしました。
最初から何かを望まず『外部との接点』として
来てもらうことで自宅以外の行き場所が出来るように
することが当面の第一目標です。
こうして、手探りの中で社会貢献と呼べるかは
おこがましいですが、ひきこもり支援相談士としての
受け入れ第一号をスタートしました。
次回に続きます。
追記
まさに威風堂々としています。
威厳ありますね。