早期に再起するために➂
前回の続き…
➂恥と思わず汚れたこともこなす(広く世界を知る)
これまで社長職にどっぷり漬かっていたことで
専門的、探求的には精通していたと思いますが、
自分に関わりのないこと(異分野のこと)や
普段自分がやらないこと(汚れ作業や重労働など)には
殆ど、全くと云っていいほど想いを寄せることをしませんでした。
悪く言えば…
『お金を出してやってもらうからいいだろう』的な感覚です。
『面倒だ』『大変そうだ』『やってられるか』
『時間が無い』『人が見て何て思うか』『俺の仕事じゃない』
理由付けは幾らでもできますよね。
要するに社長としての『見栄』や『プライド』だったと思います。
現在ではそんな簡単なことが分かるようになりましたが
当時は若さゆえの恥ずかしさと虚栄心の塊のようなもの
だったのかなとホトホト感じています。
知らない世界を知ることで
有難さや大変さ、日の当たらない事でも
そこに携わる人や成り立ちまでの苦労や努力を感じることが
本当に大切だなと…
人生の終盤戦になってやっと理解することが出来ました。
今でも広く世の中を見渡すと知らないことだらけで、
一介の社長なんて肩書よりも、
もっと大切なモノを身に着けることが人として大事ですね。
特にコロナ禍の現在、医療従事者の方への想いが
これまでとは劇的に変わりましたことは云うまでもありません。
次回また…
追記
幾多の歴史舞台となったことに想いを馳せて…