親からの援助
月末の支払いを乗り切ることが出来ない時点で、仕入が止まり事実上の
事業停止状態になります。
月末まで残り10日に迫ったころ、半ばあきらめ状態の自分に父親が見かねて
『何かの足しになるだろ』と現金で300万円を差出してきました。
こればかりは受け取るわけにいかないと何度も断ったのですが、
父親の一言が胸に刺さり、ありがたく借入しました。
『お前に渡すわけではないんだ。孫に悲しい思いをさせたくないから。』
涙が溢れ言葉がありませんでした。
これにより経営の延命と自分自身に再び少しの勇気が生まれました。