会社倒産までの苦闘と地獄ロード~そして再起へ

倒産までの経緯~その後に大変な地獄が待っていました。当時乗り越えた知恵とノウハウを苦しんでいる方に。

手術における各種保険①

今回の手術入院にあたり
自己負担額が高額になることが分かっているので
対応として事前に準備出来る事はないかを調べました。


これまで自分自身が保険関係に関心が薄く
病気と疎遠で疎いこと、長らく国民健康保険だったことも有り
生命保険の還付金などと合わせて有効活用させて頂きました。


そもそも社会保険には高額療養費での払い戻し制度が
ありますので、後々一定金額は払い戻しを受けられるのですが
事後処理であるということ、一旦は自己負担が必要なこと、
又、申請手続きが大変煩雑です。


自分は今回事前に
『健康保険限度額適用認定証』を発給してもらいました。


これは全国健康保険協会の各支部に1年間適用の認定証の
発給申請をして発行されるものです。


個々人の収入によって高額医療費が掛かった場合には
段階的に限度額が定められていて、精算時にそれ以上の負担は
無しというのが特徴です。


そのため自分は5万~8万円の中での支払限度が適用になるので
入院が長く続いてもそれ以上の支払いは有りません。
但し、1回の入院や手術に適用なので、通院がバラバラ続く場合で
都度支払いする金額が高額にならない場合は適用になりません。


今回の場合は2回目の入院手術がそれに該当しました。
精算時の内訳明細による額面金額が120万円強でしたが
窓口での個人負担額が7万円強でした。


毎月、高額な社会保険料をお支払いしていますので
恩恵を受けれるときには遠慮なく頂きたく思います。


最大支払金額が事前に分かっているので
お金の準備も予定もしやすいですね。


長年、無知の知であることに
この歳になって初めて知りました。


次回に続く


その規模と威容さに圧倒されました。
さすがは江戸征夷大将軍です。

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副鼻腔炎手術に至るまで⑦

声を掛けられていることに気が付き
目が覚めると手術台に寝ていました。


『手術終わりました。もう大丈夫ですよ』
3時間の手術だったそうです。


鼻腔には大量の綿球が詰められ顔をガーゼで
テーピングされているようです。
痛みは有りませんが呼吸が苦しく酸素吸入を
あてられています。
そのまま寝台に乗せ換えられ自室に戻ります。


この時、麻酔明けで目が回り気持ちが悪かったです。
手鏡で自分の顔を見ると綿球から出血が常時出ていて
落ち着くまで安静にとの事でした。


30分後に担当執刀医が来て
『少し手間取りましたけど無事に終わりましたよ。
 じきに楽になりますから安心してください。』
と言われました。


翌朝から各種薬の服用が始まり、毎朝の回診で
経過観察をして、食事も固食に変わって行きます。
行動制限はありませんので1Fの院内コンビニで
買い物も可能です。
(柔らかいチーズ蒸しパンが好物になりました)


更に3日後から綿球を1~2つずつ取り出して行きます。
出血はしばらく続いていますが量は少量です。
又、3日目以降からシャワーのみ可能になり
洗髪も出来るようになりました。


この日から自社スタッフとのwebミーティングを開始。
ラウンジにPC持ち込みで行き作業の指示や進捗の確認、
内勤の取組みなど毎日1時間程度ディスカッションを行いました。


部屋に戻ると会話は勿論、タイピング音などを出せないので
そのままラウンジでPC作業やkindleで読書などをして
時間を過ごします。


5日目に鼻腔内の綿球とガーゼを全て取り除きますが
抜糸はまだ行いません。皮膚の引っ張り感はありますが
ガーゼを全て取り除かれた時の爽快感は忘れられません。


脳内活性が良くなり頭の中がリフレッシュ出来ている
感じを実感でき、就寝中も口を閉めて寝ているようなので
目覚めた時の口の渇きもなくオーバーですが
生まれ変わった気分で人生観まで変わりました。
何より口呼吸せずに口を閉めていられることに感動です。


普通はこの状態で生活できているんだなぁと
早く手術しておけば良かったと痛感しました。


7日目に翌日の退院が可能か否かの判断をされ
可能ということになり抜糸を行いました。
この頃には出血はほぼ無くなりますが
鼻汁が頻繁に出ていますので強くかむことは
出来ないのでふき取る程度になります。


8日目の午前中に回診を行いました。
『気圧変化のある飛行機に乗る出張や登山はしばらくダメです』
と笑いながら釘を刺されました。
その後、退院手続きと入院費の精算を行い退院しました。
尚、当面2か月程度は週一での通院が続きます。


次回は生命保険と社会保険、高額医療補助について
記載したいと思います。ご参考のほど


次回に続く


能登半島を周った時に珠洲市と輪島市で。
復興支援に繋がればまた行きたいです。
頑張れ!能登半島!

副鼻腔炎手術に至るまで⑥

1月下旬に2回目の手術に挑みました。


移動の関係で前泊で近くのホテルに泊まり
翌朝8:30に入院。すぐに部屋に通されました。


予め個室の予約をしていたものの
耳鼻科手術が多く入院患者満室のため4人部屋に。


翌朝9時からの手術に向けて
昼食後(入院食)から検査~説明~承諾書にサインなど
夕方まで担当医のほか、看護師、ヘルパーさん
多くの人との面談があり否応なしに緊張します。


鼻腔の状態は変わらず悪く、鼻汁は1回目手術以降は
減っていますが相変わらず鼻呼吸が出来ない状態です。


数十年の苦しみからの解放を期待しながら
夜9時の消灯直後には早々に就寝していました。


翌朝8時30分に看護師さんが迎えにきて
手術室に向かいます。


手術する階には頑丈な鉄扉のある部屋が何部屋もあり
手術の科によって入る扉があるようです。
誘導され3番の扉に入ります。


直ぐに仰向けに寝かされ点滴をしながら
手術の概要説明を受け自分の名前を告げます。


直後に執刀医と麻酔医が挨拶に来られ
酸素マスクを口元に当てられ大きく深呼吸を2回
そのまま意識が遠くなりました・・・


次回に続く


歴史が動いた舞台①