会社倒産までの苦闘と地獄ロード~そして再起へ

倒産までの経緯~その後に大変な地獄が待っていました。当時乗り越えた知恵とノウハウを苦しんでいる方に。

焦燥感からの影響

毎日が督促と裁判に追われ、何も手につかず、何もやる気にならず
ただ悶々と自分に問いかける日々が続きました。


当然、収入は妻頼りになってきます。


初めのころは私が立ち直ることを待っていてくれましたが、
やはり収入が伴わなければ口けんかも増え、家庭内がギクシャクしてくるものです。


自分自身もどうやって生きて行けばよいのか。先の見えないイライラと
ただひたすら葛藤するばかりの毎日で見栄とプライドを捨てきれなかったです。


今では何でもないことと思える
アルバイトでも少額でもよいから収入を得ることが出来なかったです。


離婚話も何度も出ました。
育ち盛りの子供たちを置いて誰も知らない街に一人で行くことも考えました。
しかし全て、踏み出すことが出来ませんでした。


只々何もできない自分が惨めで無力で消えてしまいたい衝動にも駆られました。
家族もとても辛く苦しい毎日だったと思います。


家族から笑いの消えた毎日が1年ほど続きました。



差押え執行官が自宅に。

取引先が判決を基に当方側の資産調査をしないまま、差押え手続きに入っていたようで
当方に資産が無ければ空振りになってしまい、執行費用だけが掛かってしまうのを
承知の上での差押え執行でした。


執行日時の通知が来ていたので当日は自分だけ在宅して訪問を待っていました。


元々、家財品にお金を使うことが少なく、一度購入したものを長く使うこともあり
1つの品で高額なものは殆どありませんでした。


動産に関しても20万円を超える物が対象ですが、自家用車はリースと中古、自宅は実父名義を借家している形などでした。


執行官の年配の方が『色々と大変でしょう。でも若いんだから、まだまだ頑張れるよ!
再起することを願っているよ。』と優しいお言葉。


事務的な対応で黙々と赤紙を張られていくことを想定していましたが、
人間味ある言葉をかけていただいた上、差押えできる対象物品が何一つ無いという
事実に複雑な気持ちでした。


執行官の方は帰りがけにも『罪を犯したわけではないのだから。このような事例は山ほどあるんだから、決して自分だけと思わずに頑張ってください。』との言葉を掛けて
下さいました。


様々な人生模様を見てこられたであろう方の重みのある言葉に、
寒々とした自分の心に温かな灯りを点してもらった気持になり有難かったです。
本当にありがとうございました。










ビジネスローンの過払い金

創業初期にお世話になった全国規模の無担保型ビジネスローン運営会社が、
事業停止することになったとの案内が管財人弁護士名で郵送されてきました。


創業初期に300万円2回を全額返済しましたが、借りたときの金利が高く
200万円ほどの過払い金が発生しているが、破産状態で5万円程の返還に
なるということでした。


200万円が5万円には驚きましたが、現状の自分と重なり了承しました。


少しでも返還できる余力が残っていることが羨ましく、尚更自分が情けなく
なったことが思い起こされます。