会社倒産までの苦闘と地獄ロード~そして再起へ

倒産までの経緯~その後に大変な地獄が待っていました。当時乗り越えた知恵とノウハウを苦しんでいる方に。

音信不通について

地獄ロード中の自分は
携帯電話やメールなどが来るたび
人によって出たり出なかったりを
繰り返していました。


一種の強迫観念になってしまい
動揺で気持ちが乱れることも理由ですが
大きな理由は
『ロクな話では無い』
『また督促かな』
『面倒なことは嫌だ』
マイナスイメージばかりが先行して
落ち込むだけだったからです。


これだと当然前向きにはなれず
良い話が来るはずもありません。
いわゆる【ドツボ】のループに入ります。


運気が落ちている時や
自分を否定している時には
中々前向きにはなれないのも事実です。


しかし、負の連鎖から抜け出すには
自ら出て行かなければ誰も救い出しては
くれないものです。


好き好んで後ろ向きな人に関わりたいとは
普通は誰も思わないのですから。


辛く苦しい境遇であっても
自らのかじ取りは自らの意思で。


過去の自分から学んだ教訓です。


届けば良いなと思う人へ
伝えたいと思います…


追記
渋谷の朝焼けを見て
現状を嘆き悔やんだ日が懐かしいです。

再興するためのカギ②

ここまでの経験として
機運や好機という事が大きいなと感じます。


自分の場合は
小さな小さな成功体験を積み重ねたことです。


1、僅かな技術をお小遣い程度でコンサルティング
2、【それ】の受託と配送を手掛ける


コンサルティングは
ひきこもって自信喪失していたそれまでの自分に
少しの小さな灯りを点してくれました。


【それ】はビジネスの面白さや楽しさを
改めて想い起させてくれる機会になりました。


そこにたどり着くまでの苦悩や苦闘は
自分だけでは無く家族にも悪影響を及ぼしていたので
1、で外の世界に出れるまで回復でき
2,で少しづつ自信を取り戻し
家族の支えもあり、希望を持てる自分に戻れたのだと思います。


支える家族の絆が大きかったのは勿論
気運や好機にも恵まれたことで
再興できる気力につながったのだと考えています。


小さな小さな成功体験の積み重ね
気運や好機を見逃さない(そのための行動は躊躇しない)


今まさに苦闘されている方への
参考になれば多幸です…


追記
人生5度目の名古屋城です。
何度見ても飽きないですね。

再興するためのカギ①

倒産を経て再起や再興をするには
相当な時間と労力や金銭など
他にも支えてくれる人の助けや
その他多くの人心物質が必要になります。


これは経験した者だけが知り得る
普通に生活を送っていれば体験する必要のない
本当に特殊なことだと思います。


たった一人での再起再興が限りなく難しいことは
自分の体験上から痛いほど分かります。


では再興するためのカギは何か?


一つは
奮い立つための精神的支柱を持つことが
再興への近道で一番重要になります。


そもそも再興の動機となるモチベーションが無ければ
雇われる立場になることが一番良いはずです。


過去の栄光やプライドなどは早く捨てることが
家族や自分の安定につながるので高望みせずに
一日も早い転換をするに越したことはないのです。


では精神的支柱とは何だろうと言われれば
自分自身は『充足感をもう一度』でした。


創業当初の頃、がむしゃらに走り回り
お金が無くとも毎日が充実していた喜びや楽しさが
心の底から忘れられなかったのです。


あの時の脳感覚が自分のモチベーションとして
いつまでも残っていて、人生一度だけと考えると
雇われる立場に戻ることは考えられなかったです。


時に死をも考えるほど精神的に追い込まれましたが
少し時間があると、あの頃の想いが蘇り、何度も何度も
気持ちを高めたことは今でも忘れることが出来ません。


自分との闘いや家族との葛藤など
山の程ありましたが全てをかき消すほどの
【魔力的な充足感】にズッポリと引き込まれていたのです…。


次回に続きます…


追記
往時を想いながらタップリ見学しました。