会社倒産までの苦闘と地獄ロード~そして再起へ

倒産までの経緯~その後に大変な地獄が待っていました。当時乗り越えた知恵とノウハウを苦しんでいる方に。

現在の資金繰り

再起~再興してからの5年間は
銀行融資など中長期の資金調達は出来ずにいます。


当然ながら前社での融資焦げ付きと
個人での金融事故がありますから
保証付きなどの融資は一切受けることが出来ません。


自分の年齢や過去の教訓的にも
融資を受けるような事業をする気持ちもありません。


ただ最近では小口融資の100万円であれば出し入れ可能な
法人口座を利用させて頂いており大いに助かっています。


幸い、業態的に現金での取引が7割で企業掛売が3割なので
月跨ぎでも何とかやり繰り出来ていることもあり
そのような状況下でも売上5,000万円に届くほどになりました。


繁忙期には資金枯渇することもありますが
家族からの一時的な金銭支援もあり本当に感謝しています。
ありがとうの一念です。


内部留保が出来るようになるには
もうしばらく営業開拓や時流のSNSを
頑張る必要がありますね。


地獄ロードからの再起・途中経過報告です。


追記
YouTubeショートでも発信しています。
自分史の記録として残しています。

スタッフ育成について②

倒産した前社の教訓から
スタッフのキャリア形成には特に力を入れています。


各種OJT研修の他に中途採用でも資格取得の奨励と
資格取得資金の助成など。
1つの資格に対して資格手当の加算も行っています。


そのようなことからも
年度末には基本給のベースアップとは別に資格手当の加算査定も
入るので普段からスタッフそれぞれが懸命に学習しています。


又、趣味の資格であっても目的と効果を
明示出来ればキャリア形成として認めています。


スタッフには1年間で1つの資格取得を奨励しているので
国家資格だけでなく公的資格や民間資格なども可能です。


前回、年間休日120日の件を記載しましたが
ある時、資格取得の勉強を優先するスタッフが
日常業務の報告書と取引先との連絡を遅延しました。


いうまでもなく
自己のキャリアUPの為の資格取得よりも
日常ルーティンの方が優先順位が高く
又、相手がいる事なので疎かにできません。


遅延した本人曰く
平日の勤務時間外は学習時間に充て
休日は休養していたため遅れてしまいましたと…


勿論、叱責したり怒鳴ったりはしませんが
今後は遅れないよう留意してほしい伝えました。


立場の違いや時代的背景もあることは理解しています。
なかなか難しいことです。


会社経営とは即ち人材育成なんだと云う事にして
感情的に自分を納得させています。


永遠のテーマかもしれませんね。


追記
コロナ渦の平日にもかかわらず
世界各国から大変な人混みでした。

スタッフ育成について①

倒産してしまった前社から
ずっと課題ではある人材育成について


過去には情に流されたり、感情で行ったり
行き当たりばったりの流れがありました。


今、改めて思う事は
スタッフ個々に権利を主張したり
報酬を望んだりする事は当然のことであり
如何にして責務を果たしてもらうかは
経営者の技量であるという事です。


とはいえ
双方の折り合いを付けることが
大変難しいことも事実です。


先日、有給休暇の消化について
双方のズレが露呈しました。


小社は年間休日を125日程度で確保していて
業界から考えると20日間程度多い形です。


これに会社として働き方改革の有給消化を
最低5日間+するので130日前後は休暇を取得できます。


自分的には魅力ある業界にしていくことの
待遇改善の一環であり、若い人に魅力ある仕事と
思えてもらえる環境が大切だと考えています。


休暇を取得するにあたっては
1、日常業務をクリアしてから休んでほしい
2、課題などの期日は守ってほしい


この2つは守ってくださいというのが
自分的な思いです。


次回に続きます・・・


追記
敦賀の気比神宮
北陸道の総鎮守たる社殿に趣きがあり
威風堂々としていました。