会社倒産までの苦闘と地獄ロード~そして再起へ

倒産までの経緯~その後に大変な地獄が待っていました。当時乗り越えた知恵とノウハウを苦しんでいる方に。

営業マン来訪に思うこと

過去を振り返ると商社時代の自分や
創業駆け出しの頃や倒産する晩年の時も
そうだったように営業数字を上げるため


時に危ない橋を渡ったり
時に意に沿わないことなど
是非の判断を待たずに自分から
引き下がったり駆け引きと呼ばれることも
色々と行いました。


ただ『会社の看板』の基で活動している以上は
共に働く仲間やその家族がいるわけで


自分の言動によって
それらの人々にも影響を与えてしまうことは
言わずもがなです。


感情を露わにすることや
熱意の無さを露呈しまっては身も蓋もありません。


頑張った先に成果が伴わないことも当然ありますが
それを糧に次につなげるということを
忘れないでほしいです。


過去の自分にそれが出来ていたかは分かりませんが
今この年齢になってそのことが分かるようには
なりました。


時代背景が違いすぎるので
今の若者には響かないかも知れませんが
いつの時代になっても【温故知新】を考える
豊かな若者が増える事を祈念しています。


老害と呼ばれかねませんが
次世代に伝える・残すという事を遠慮していては
若者が育たないことも経験上痛感しています。


まだまだ
自分にも役割があると思っている今日この頃です。


追記
北海道八雲町の噴火湾を眺め
雄大な景色と広々とした大地に心が清らかになります!

営業マンの来訪②

案の定、週末になってもメールでの提案はありません。
週明け月曜日になり携帯宛に電話が掛かってきました。


営業マン:
社長!良いお知らせです!
上層部の稟議がおりまして1本の動画制作で
175万円にできました!今回頑張らせてもらいました!


自分:
?…確か、前回痒いところに手が届く提案を
メールで送ってください。と言ったはずだけど。
しかも動画1本になって単に半額になっただけって…


営業マン:
あっ!そうでしたか。勘違いしてました。すいません。
ところで金額お安くできましたけど、いかがですか?
契約できそうな感じですか?


自分:
いやいや、まずは提案を週末までにしてくれるのを
待っていたんだけど・・・優先順位を守ってくれないと。
話はそこからでしょ・・・
そもそも明後日、当方へ再訪問の約束だけど
事前にメールで頂いた提案を見てから
それを基に再訪問してもらう約束だけどねえ・・・


営業マン:
そうでしたか・・・(テンション下がっている)
明後日訪問時までに作ります・・・(声のトーンが低い)
では、明後日・・・(自ら電話を切る・モラルがなってない)


初回商談の時から、メモや記録を残していないだけではなく
期日の約束を守れていない上に提案すらも作れていないと
いうありさま。


会社としてどういうことになっているのか
名刺から電話番号を検索すると・・・
まあ出るわ出るわ、酷いコメントがたくさんありました。
この営業マンの名前まで出てました。


この会社、HPなども大々的にPRして
JPX上場を標榜記載しているけど
この営業スタイルを見る限り『お里が知れます』


久しぶりにこの手の営業スタイルを見て
まだこんなスタイルが通用するんだなぁと
時代錯誤を感じ、若いのにもったいないと思います。


彼自身20代後半の今、やるべきことを見誤っているばかりか
個人的社会的信用を積み重ねて行く必要性を理解していないと
後々大きな過ちを犯すような気がします。


当然ながら
明後日の約束日時には来訪も電話連絡もありませんでした。


追記
茨城県牛久市の牛久大仏。真近でも見てきましたが
遠くで見るとその大きさが分かります。

営業マンの来訪①

事務所に戻ると
内勤スタッフが『代表いますか?』と
営業電話が来ていましたよ。との事。


追って再電話があり、話の内容を聞くと…
『自分』(電話の向こう側が騒々しいな?)
    (カフェ?立ち歩きしながら?・・)


御社のHPを拝見しました!素晴らしいですね!
そんな御社のお力になれればと思いお電話しました!


人材募集と集客の両面からSNSなどで
PR動画を作成して視聴者層から多角的に
経営分析をすることで御社に相応しいアドバイスを行い
長期に渡って御社の経営をお支えしますとの事。


現在、自分たち自身でHPなどSNSを活用しており
重複することではあるけど、何となく興味があったので
まずは来社してくださいと伝え後日の訪問を待ちました。


当日来社してきて初見の感想は
話の言語化やテンポも良く苦労してきた様子を話し
苦労人の印象付けをして好青年だなという感じ。


商談に入ると
制作した自前の動画を見せながら説明してくれるものの
正直そこまでのクオリティは感じず、商談中の会話記録や
メモは全く取らないことや自分は営業なので契約後は
制作スタッフに引き継ぎますなど・・・若干違和感。


動画2本(人材募集と集客)の制作費用が350万円との事で
クレカ決済で分割可能です!との事でますますの違和感。


何だか変な感覚があったので直感的に
まずは、SNS関係は息子の指南を受けながら形になって
きたところなので、今日の商談を受けて当社にとって
痒いところに手が届くような提案をしてもらえる?と伝え
メールで構わないので送ってほしい旨を言いました。


営業マン『はい!分かりました』
『今日の内容は全てインプットしたので!』
『今日は水曜日なので週末までには仕上げます!』


何とも小気味よい返しでその日は帰りました。


次回に続きます。


追記
箱根を越えて小田原へ向かう途中で