親孝行したいときに親は無し➁
2、3日が山と診断され即入院した実父。
入院した翌日には酸素呼吸器が装着されました。
そこまでは意識もあり会話も出来ていたので
長女と長男を連れて見舞いがてら
おそらく最後になるであろう面会をさせました。
直後から泊まり込みで付き添いましたが
入院から4日後の早朝に息を引き取りました。
あっという間の出来事に只々唖然としました。
3日目に心拍数が乱れた時に
『これまでさんざんお世話に成りました。
本当にありがとうございました。』と
耳元で言った直後に閉じている眼から
涙が流れたことは自分自身忘れられない光景です。
今、振り返ってみると
親孝行したいときに親は無しとは
正にその通りだなと思います。
現況を見てほしかったなと
思いながら納骨堂で手を合わせています。
そして
残された実母をしっかり支えることを
墓前に報告しています。
追記
トラックで都心まで入って行った
特に思い入れのある御朱印です。