親孝行したいときに親は無し➀
再起を意識し始めた3年前のことです。
たくさん迷惑を掛け、世話に成りっ放しだった
80過ぎの実父に少しずつ恩返しの意味を込め
日々入浴に連れて行ったり
父の故郷に墓参に連れて行ったり
孫と一緒の食事会をしたり
本当に少しずつでしたが
ささやかな親孝行を始めていました。
ある時、室内納骨堂を一緒に見に行き
その場でここが良い!と云われ契約をしました。
『墓守をする孫もいて安泰だなぁ』と言って
満面の笑顔を見せていました。
そして納骨堂を契約した3か月後のある日の金曜日…
熱ぽっいと言い、週末だから月曜日に
病院に行くといって寝込んでいました。
日曜日に心配になり救急病院に連れて行くと
医者『肺炎になっていて既に肺が真っ白です』
『2~3日が山です。覚悟してください』
その日のうちに即入院しました。
余りの展開の速さに
現実を受け止めることができませんでした。
追記
神社と寺社で御朱印帳を分けていますが
持ち歩くのが大変です。