プロフィール 2
取引先の増加に伴い、一人での運営が限界になり会社を設立することになりました。
会社組織に固執していなかったこともありますが、資本金は300万円で設立しました。
役員なども多くは置かずに最低限にしました。
自分自身の技術力に全てが網羅していると考えていたことと、営業も含め運営の全てを
取り仕切っていたこともあり、若さゆえ会社とはどうあるべきか?ということを
熟慮していなかったことを今更ながら思い浮かべます。
この頃から売上も毎月倍々で伸びて行き、設立初年度の年間売上が1億に乗る規模に
なりました。従業員も増えていき人材を育成しなければならず、本来の技術力勝負の
部分が疎かになっていることに、焦りと怖さを感じ始めていたのも覚えています。
地元信金さんが『運転資金は必要ありませんか?』
と、頻繁に来社してくることも丁度この頃からでした。