忍び寄る異変3
取引先にも少しずつ異変が現れ始めたのもこの頃です。
一番の痛手が大手取引先が最大手に吸収合併されたことに伴い、納入業者の見直しと
取引品目の選定が行われました。
これまで、小社の取引は価格競争には無縁に近く、大手取引先にも割と強気な価格で
納入していたのですが、これまでの経緯など全く関係なく
①最安価であること ②大量納入できること ③返品対応できること
以上のように、業者側リスクが大変大きいことを飲めるか否かの判断でした。
結果、4か月程は取引継続させていただきましたが、利益をほとんど出せない為に
小社から取引をお断りさせていただくことになりました。
こうして小社においての全体売上30%を占める取引先を失うことになります。