回想編➃~他力本願型ビジネス
暗黒期においては
これから先、何をして生きていけば良いのか…
いつ展望が開けるのか…
生きている意味などあるのか…
先が全く見えない中、目先の生活費がどんどん押し寄せてきて
逃げ出したくなる気持ちの葛藤と毎日戦っていました。
そんな時に目にするのが、何かのFC加盟店募集だったり
某ビジネスホテルの住み込み(オーナー?)支配人だったり。
初めに加盟金を支払うものが多いようですが
中には加盟金無しのものもあります。
ただ、『FC募集』それ自体がビジネスなので
全ては募集側の利益を基に組み立てられています。
ある日、自動車部品関係のFC加盟をしようと
代表者に会いに行きました。
結論的には初期費用で150万円程掛かり、代表者も胡散臭く
(若く金髪、多弁で一方的にまくし立てるように話す感じ)
事業的にも儲かる仕組みにはほど遠いなあと印象を受けました。
自分のような多額の負債を抱え、
事業を倒産させてしまった者にとって
人生自体をV字回復するためには、やはり他力本願型の
ビジネスでは風向き(方針や景気やブランド力など)によって
左右され、リベンジどころか同じことの繰り返しになると考えました。
ある意味、自動車部品関係の代表者には
自分の指標を見出して頂いた形になって今では感謝をしています。
やはり自力で考え骨組みを立てたものは
自然と自負と信念が入り、それが足腰の強いビジネスになり
リベンジを果たすにはそこが一番の肝になるのだと思います。
あの代表者は今、どうなっているのかなと少し気になります。