人材の雇用と育成
人材を雇用するということは経営者であれば、それが社会的貢献や使命ということは
少なからず聞きなれた言葉だと思います。
私自身、若くして創業期をやり繰りしてきた自負と体験は、少し歪んだ考えを持ち
人材(人財)とは考える余裕がありませんでした。
ワンマン社長と呼ばれる方に共通している、
『人材はいくらでもいる』という安易でわがままな偏狭な考え方です。
当時、働いていただいた社員、従業員の皆さんに能力とスキルを高める訓練や勉強に
時間と費用を費やすこと無く運営して行ったことが本当に悔やまれます。
特に責任ポジションの方に対してのトレーニングは社長本人の負担を減らすだけでは
無く、会社の基礎体力向上に繋がることです。
その部分が全く疎かで、今思えば会社の体をなしていないものでした。